東工大生の数学・物理の勉強日記とか

【進撃の巨人】アニメ第67話 凶弾 の感想。本当に辛い回だった。【ネタバレあり】

アニメ進撃の巨人の第67話が辛すぎたのでその感想を2点に絞って軽く書いていきます。
※単行本最新刊までのネタバレありです。

誰もが正義のために動いている

進撃の巨人の辛いところは、誰もが自分の正義のために動いているから、

誰も責めることもできないというところではないでしょうか。

サシャが死んだことは私たちからして悲しいことだけど、

ガビの気持ちも理解できてしまうから、責めることもできず、

結局感情の行き場がなくなってしまい、非常に辛かったです。

おそらく現実世界でもそうなのでしょう。

本当に身近な例になりますが、喧嘩も同じではないでしょうか。

お互いが自分なりの正義を持っていて、相手は悪だと思う。

そういう喧嘩を終わらせる一番の方法は、相手の言い分を理解して、

お互いが妥協できる解決策を考えることだと思います。

これを一般化して、争いを終わらせるのはお互いの理解だと言えると思います。

エレンの話を聞いて、理解し始めたファルコが、この争いを終わらせることを期待しています。

エレンの気持ち

エレンがサシャが死んだことを伝えられた時の感情も本当に切なかった…。

間違っているかもしれないけど、エレンが単独行動をとったのは、

仲間を信じた結果リヴァイ班のみんなを失った経験があるからだと理解しています。

おそらく、サシャが死ぬのは進撃の巨人の能力で知っていたんじゃないかなぁと思いますが、

サシャの死を聞いた時、エレンは

「自分を信じてもサシャを失ってしまった」

「結局サシャを救うことはできなかった…。未来には抗えないのか。」

と感じたのではないでしょうか。

サシャの最後の言葉を聞いて笑っていたのもその無力感の現れだと思っています。

最初に原作を読んだ時は、エレン何考えているんだ!?っていう感じでしたけど、

改めて見返してみると、エレンにも同情して辛くなってしまいますね…笑

さて、簡単な感想ですが、これで終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!